日本人の平均寿命は今や世界一になっています。
男性で80.21歳、女性になるとなんと86.61歳(平成25年度)となっています。現在ではもっと平均寿命は伸びています。
こんな日本人も、明治時代は40代前半だったのです。男女ともに50歳を超えたのが1947年頃でした。75歳を超えたのが1986年です。平均寿命の伸びはすざましいものがあります。
健康寿命とは
さて、私達の平均寿命は伸び続けています。このままどこまでも伸び続けるのでしょうか?人間は120歳までの寿命はあるとされていますので、将来は、そこまで到達するかもしれませんね。
しかし、一方で、高齢で介護や支援を受けて生きる人、病院で治療を受けながら生きる人などがドンドン増えているのも事実です。
介護や支援を受けないで、健康に生きている期間のことを「健康寿命」といいますが、平均寿命と比べてみますと男性では約9年、女性では約12年も短いことがわかっています。
国の予算においても、医療や介護にかかるお金が年々増えていて、いつも問題になっています。
もし、健康寿命を平均寿命に近づけることができたら、私達の人生にとっても、国にとってもこんな良いことはありません。
私たちは、ひとりひとりの努力によって、健康に過ごせる期間が長くなるよう、日頃から健康に注意し、特にロコモから遠ざかるように、筋肉と骨と関節の維持健康に気をつけていきましょう。