ロコモティブシンドロームとは
ロコモティブシンドロームとは、通称運動器症候群と言います。
運動器である骨、関節、筋肉などの衰えが原因で、立ったり、歩いたり、座ったりする人間の基本的な動きが、「痛み」等によってしにくくなっている状態をいいます。
このまま放おって置くと「要支援」「要介護」「寝たきり」となる恐れが十分にあります。
私達の平均寿命は伸びましたが、平均寿命の伸びに運動器の状態がついていけない状態であるところから、ロコモティブシンドロームが生じてくるのです。
そこで、私たちは、運動器の機能をきちんとメンテナンスをして、寿命が尽きるまで、機能を維持できるようにすることが、重要です。
そのためには、適切な栄養もきちんと与えながら運動器を大切に扱って、いつまでも自立した生活を送ることができるように、努力していくことが大切です。
ロコモティブシンドロームの概念
1 関節・骨や筋肉の衰え
・骨の疾患
骨粗鬆症
骨折
・関節の軟骨と椎間板の疾患
変形性関節症
変形性脊椎症
脊柱菅狭窄症
・筋肉・神経系の疾患
神経障害
サルコペニア
脊柱菅狭窄症
2 痛みとバランス能力の低下・可動域の制限
体を動かさず更に悪化
3 移動尿力の低下
歩行・立ち上がり、バランス保持が困難
杖の支えなくしては歩くことが困難になる。よって歩く量が減少する。
4 寝たきりになってしまう
日常生活の立ち座りが支援なしでは難しくなる。
運動器の重要性
私達が体を動かすということは、運動器が働いているということです。
運動器とは、骨や関節そして筋肉をいいます。これらを運動神経がコントロールして体を動かしているのです。
脳の役割
運動器に対して指令を司っています。これによって体が動きます。
脊髄の役割
脳からの指令を体全体に伝える役割をしています。
椎間板の役割こんにちは、Tomita Sigeyuki さん【7640860】背骨への衝撃をやわらげ、背骨を支える役割です。
末梢神経神経
脳からの指令を筋肉に伝えます。