先日は、珍しく自分でおかずを1品作ってみた。
それは、ある本に載っていたものだが、「梨の豚肉巻き」と言うやつだ。
実は茨城の親戚から、梨を一箱送ってもらったもので、あちこちに配って、それでもまだこの時期まで残っていたんだ。
残っていた数は、たったの1個。
でも、大きくて形が良い。
冷暗所においておいたものだから、特に柔らかくもならずにしっかりしていた。
その梨を、皮を向いて、半分に切って、種の部分をえぐって切り取った。
次に、半分の部分を櫛上に4つに切った。
これで、4片になった。
豚肉のロースを2枚並べて、その上に梨1片を乗せて、大葉を半分乗せて豚肉でクルッと巻く。
これを8個作っておく。
次に、タレを作る。
普通の容器に、醤油大さじ1,みりん大さじ1,料理酒大さじ1,砂糖小さじ1をいれてかき混ぜておく。
次にフライパンと菜の花油を用意する。
フライパンに菜の花油を適量垂らして、油をフライパンの底に行き渡らせる。
次に、豚肉で巻いた梨を、豚肉の合せ目を下になるようにフライパンに並べる。
それを「中火」にかけて、豚巻きの底面に焼き色がついたら、すこじずつ回して全体に焼き色が着くように焼く。
全体に焼き色がついたら、タレを豚巻きに垂らして絡ませる。
これで出来上がりだ。
皿に盛り付けて、食べてみたが、なかなかうまい。
梨は消化酵素を含んでおり肉類を柔らかくするといいます。
なるほど、梨の甘みと豚肉の甘さの調和がとてもいいね、と納得しました。
「梨」と言うのは縁起が悪い果物とされていたそうだね。
どうしてか、それは「無し」に通じるからだとか。
だから。「梨」のことを「ありのみ」=「有りの実」という地方もあると言う。